看護師は勤務で決められた休日は必ず休むことができるか？というと、実はそうではない場合もある。そのため、就職や転職をするときには、看護師の休日日数のチェックはしっかり行うべきである。
看護師の仕事というのは、病院やクリニックによっても異なるが夜勤がある場合もある。それでも病院規定のカレンダーなどで休日日数が決まっている。しかしながら、看護師の仕事は、医師の診察の補助や患者のケアをするというだけではない。実は看護師の業務を改善していくために、さまざまな委員会というのが設けられている。委員会には感染対策、業務、記録委員会などさまざまなものがある。
これらの委員会に参加することも業務のうちの一つではあるが、看護師数が不足していたら日々病棟で看護師の患者のケア優先で、仕事中に委員会に参加するということが難しい場合もある。その時には、休日を利用して委員会だけに参加するために出勤をするという看護師もいるのである。
また看護師はスキルアップのために研修に参加することも多い。あくまで自主的に参加する研修の場合は、休日を利用するのは仕方がない。しかしながら、研修に参加するように上司から指示されることもある。もちろん研修費は病院から出ることもあるが、休日を利用して研修に参加することを強いられることも少なくない。上記のことから、看護師の休日日数というのは必ずしも求人情報に書かれた休日の数だとは限らないことが多い。そのため実際は休日に出勤することがあるのかどうかを事前に確認しておきたい。